お知らせ
神領と天領の郷 御薗村
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会長 藤井 孝夫
- 町民の皆様には、昨年度は格別のご理解・ご協力を頂き、お礼申し上げます。さて、定期総会も無事終わり、新年度の事業へと取り組んでいるところです。一般公募や会長推薦の新代議員にも参加していただき、各委員会に所属してもらいました。6年度のあいさつ文で述べた防災に関しては、各地区の代表や防災大学を受講された方を中心に、御薗町全体の防災組織を今年度中に立ち上げることを目指しています。皆様のご協力をお願いいたします。
また、持続可能な組織には若い力が必要です。町内の若者が立ち上がり、まち協の新委員として参加することなりました。若い力を育てていくことも、われわれの役目だと思っております。
ふれあい祭りを通して、ゆたかこども園・小学校、中学校の子供たちに協力をお願いし、彼らが今後のまち協のリーダーシップを取ってくれるよう期待します。
私事ではありますが、個人事業者として御薗中学校と職場体験事業のコラボを組んでいます。4年ぶりに開催された昨年度は、2名の生徒さんが参加し3日間がんばってくれました。その際に、2名いる わが社の外国人研修生と親しくふれあい、その後彼らの感想文が送られてきたのですが、研修生たちのために英語で書かれた文があり、大変感動しました。このような生徒たちを教え導いてくれた先生方に感謝申し上げ、あいさつとします。
地域の背景
- 御薗地区は、清流で名高い一級河川宮川の河口付近の右岸に位置し、緩やかに海岸方面に傾斜する低担地で面積約6㎢、人口9千人ほどの小さな地区です。
明治維新以前は、神領地【高向村・長屋村・王中島村・新開村】と、天領地【上篠村・小林村】に分かれており、1884年(明治17年)6ヶ村が統合、1889年(明治22年)町村制施行により御薗村が発足して以来116年の歴史を刻んで、2005年(平成17年)伊勢市他2町と合併して伊勢市御薗町となりました。
今町内は、国道23号線が東西に貫き、それにほぼクロスするように県道748号線(大湊・宮町停車場線)が南北に通っており国道周辺は、多くの店舗が並び伊勢市の中心商業地となってきています。
以前は、宮川が運んだ富裕な土壌による農業が盛んで御薗大根の産地であり、伊勢たくわんの生産の中心でした。
こうした中、よき伝統であった近所つきあいや、在所意識などの気風が失われつつあります、また、他地域同様少子高齢化も進んでおり、災害なども憂慮される中、それに対処する必要からも住民相互の結びつき・助け合いが重要な課題となってきています。