お知らせ



神領と天領の郷 御薗村

    •  会長 藤井 孝夫

      ごあいさつ
    • 新年度を迎え、町民の皆様に一言ご挨拶させていただきます。さて、5月21日の定期総会に おきまして代議員の皆様からの推薦を受け、会長の重責を担うことになりました。前会長の突然の不幸に私たちは唖然としました。しかし、いつまでも立ち止まってはいられません。亡き会長の思いをくみ取り、役員、代議員、事務局を含む御薗まちづくり協議会の全員の力をお借りし、前会長の遺志をやり遂げたいと思う次第です。前会長は、御薗町の防災を気にかけておられました。ご自身でも伊勢市の防災大学を受講され、防災士・防災コーディネーターの資格を取得し、さらに代議員にも受講を呼びかけ、受講済み者を各自治区複数とする目標に向かってあと少しのところでした。地震災害が多発するこの頃、御薗町全体の統一した防災組織の立ち上げも急がれます。そのためにも皆様のご理解・ご協力が必要となります。また今年は、まち協十周年の記念事業と、山田奉行所記念館建設二十周年記念事業を予定しています。どちらも町民の皆様のご協力なしでは成功しないと思います。合言葉は、【御薗まちづくり協議会ここにあり】です。大きな声で皆様に届けたいと思う次第です。どうぞ皆様のご協力・ご指導をよろしくお願いいたします。

 
 
 


地域の背景

    • 御薗地区は、清流で名高い一級河川宮川の河口付近の右岸に位置し、緩やかに海岸方面に傾斜する低担地で面積約6㎢、人口9千人ほどの小さな地区です。

    • 明治維新以前は、神領地【高向村・長屋村・王中島村・新開村】と、天領地【上篠村・小林村】に分かれており、1884年(明治17年)6ヶ村が統合、1889年(明治22年)町村制施行により御薗村が発足して以来116年の歴史を刻んで、2005年(平成17年)伊勢市他2町と合併して伊勢市御薗町となりました。

      今町内は、国道23号線が東西に貫き、それにほぼクロスするように県道748号線(大湊・宮町停車場線)が南北に通っており国道周辺は、多くの店舗が並び伊勢市の中心商業地となってきています。

    • 以前は、宮川が運んだ富裕な土壌による農業が盛んで御薗大根の産地であり、伊勢たくわんの生産の中心でした。

      こうした中、よき伝統であった近所つきあいや、在所意識などの気風が失われつつあります、また、他地域同様少子高齢化も進んでおり、災害なども憂慮される中、それに対処する必要からも住民相互の結びつき・助け合いが重要な課題となってきています。